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第11回大分おやじ座談会その4 地域に課題に向き合う

閉会時の濱砂さんの言葉が心に刺さりました。おやじの会では各学校の子どもたちに対応というフェーズから、ここ10年ぐらい地域に関わる活動が増えてきた。だれでも楽しく豊かに暮らしたい。でも地域によって格差が生まれる時代。そうはいかないケースが多い。社会は変化しているのに行政も追いつけてない。自分たちがなんとかして地域を変えて行く。課題を少しでも解決していくしかない。自分たちが、その当事者なんだという意識が伺える。そしておやじたちが、がんばる姿を子どもたちに見せて「ここまでやった。あとはお前たちにつなぐ!」と次世代に托す。子どもたちは、一時的に地方を出て行くが、いずれ戻ってくる。子どもたちに地域愛の種をまくようなことをしないと、地方は人がいなくなり、もっと格差が広がる。それを食い止めるための課題の設定。大分のおやじ座談会は、真正面から向き合って、考えている姿が見える。ここ数年、大分おやじ座談会のテーマ設定に、心引かれていた理由がよくわかりました。

そして、濱砂さんのこの一言。「地域は一気には変わらない何十年もかかる。だから今始めるんです。」ソーシャルビジネス関連のお仕事をされているだけあって、含蓄がありました。全国おやじサミットでもこう言う要素もっと取り入れたらいいなぁと思う管理人でした。