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第11回大分おやじ座談会 その1 インクルーシブを考える

 大分おやじ座談会で「インクルーシブやります」と聞いたのは、9月の福岡サミットでのこと。失礼だが小難しくなりがちな話題をどう学んだり議論するのか。興味がわいてきて、11月30日に参加してきました。
 インクルーシブの部分は、全体会での寸劇3つのシーン。
1)シングルマザーが仕事で、どうしても付き添いができない。
 釣り大会は危険。おやじメンバーも十分ではない。どうする?
2)ADHDの子どもを専門に対応できる学校に移すかどうか、相談を受けた。
3)中学校で男子の制服を着て登校してくる女子を見かけた。
  学校で他の生徒がふざけるんじゃないか心配する保護者。
  その時どう言いますか?

 これらは全て、大分のおやじさんが体験した実例を元に台本作成。おやじさんたちが体を張った寸劇を見た後にこれらの「正解のないモヤモヤ」に向き合う。
  インクルーシブのお話しは、東京でもあるけど、おやじの会の活動に寄せての寸劇は、すぐに思考にはいれました。
  例えば、1つめの問題は「責任は負えないからゴメンなさいと断る」「他のおやじの会に応援求めたら」「他の保護者に協力してもらう」「原則はずれたら、ずるずる行かないか?親がサボりたいだけかもしれないので返ってよくない」等々、意見が色々出てきました。 
 共通するのは、これまでの価値観をすてて素直に向き合うこと。そして多様性に関して、これまでの自分の価値観のためではなく、向き合っている人たちのためにどう考えるか?そのきっかけになったような気がしました。

参照:https://www.facebook.com/koganeisanshooyaji/posts/2366003940176226?__tn__=-R