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話題のなんにもしない合宿

 裾野市・東地区おやじの会が毎月やってる「なんにもしない合宿」ほんとにシンプルなイベントで、だからこそ毎月開催できる。

このイベントのスゴイのは「子どもの自治」「子どもがその空間でやりたいことをする」という「あそび=まなび」の保証をしていること。習い事や塾・受験などで、おとなが仕切る時間ばかりで、「それを我慢して消化するのがよい子」とされている子どもが増えているだけに貴重な時間です。プレーパークの指導者が昔「一生懸命遊ばせてひと息ついたらこどもから「遊んでいい?」と聞かれた」というエピソードは有名ですよね。しかも狙い目は、高学年から中学生なんだとか・人間の関係性を作る一番大切な時期にこのイベントがある。

 「子どもたちは地域での経験の貧困にあえいでいる」とは、某国の首相(多分英国だったか・・)が言った言葉。 

おやじの会のイベントを考える際に、なんにもしない合宿の視点は、いろいろなものを問いかけてくれています。

静岡県裾野市東地区おやじの会